ビデオ・オン・デマンドとは？サービスや種類、仕組みを簡単に解説！
ビデオ・オン・デマンドという言葉を知っていますか？
略してVODと呼ばれることも多いですね。
VODという言葉を知らなくても、知らず知らずのうちに利用しているという方も、きっと多いのではないでしょうか。
この記事では、VODのメリットや種類についてお伝えします。
VOD（ビデオ・オン・デマンド）の概要
VODとは、インターネットで視聴できる動画配信サービスです。
人気の映画やドラマなどの豊富なコンテンツの中から、自分が見たい動画を好きなときに見ることができます。
国内のVODの市場規模は年々拡大し続けており、なんと映画の興行収入とほぼ同程度の規模にまで成長しているのです。
VODは、今では誰にとっても身近なサービスだと言えるでしょう。
VOD（ビデオ・オン・デマンド）のメリット
VODの利用者数が増加し続けているのは、それだけメリットがあるからなんです。
好きなときに好きな場所で好きな動画を楽しめる
VODはインターネット接続さえあれば、いつでも好きなときに見たい動画を楽しむことができます。
スマートフォン、タブレット、パソコン、テレビなどの、さまざまなデバイスで利用できるので、場所や時間を選びません。
途中で見るのをやめてしまっても、その続きから再生できるので、通勤中やちょっとしたすきま時間にも、動画を楽しむことができます。
かつては、レンタルビデオショップに出かけて作品を選び、見終わったら返却するという行為が当たり前でしたが、VODなら家にいながらでも、好きな動画を次々と選んで見ることができるのです。
いろいろなジャンルの動画が楽しめる
VODではさまざまな動画を見ることができます。
洋画、邦画、国内ドラマ、海外ドラマ、アニメ、キッズ作品、バラエティ、スポーツなど、幅広いジャンルのコンテンツが揃っているので、誰でも自分が見たい動画が見つかります。
また、各サービスごとのオリジナル作品もあります。地上波のテレビでは放送できないような、マニアックで過激な企画なども豊富です。
お得に動画を楽しめる
VODの料金はサービスによって異なりますが、定額で見放題のサービスもたくさんあります。どれだけ見ても料金は変わらないので、お金の心配をせずに動画を楽しむことができますね。
VOD（ビデオ・オン・デマンド）の種類
VODにはいくつかの種類があります。それぞれの特徴と代表的なサービスを紹介します。
AVODは広告型動画配信
アドバタイジング・ビデオ・オン・デマンドの略で、広告が発生する代わりに、無料で動画を視聴できるしくみです。
動画の再生中にCMが流れる煩わしさはありますが、すべての動画を無料で楽しめるのは大きなメリットです。
代表的なサービスとして、YouTubeやTVerなどがあります。
SVODは定額動画配信
サブスクリプション・ビデオ・オン・デマンドの略で、定額料金で動画を視聴できるしくみです。
月額や年額で一定の料金を支払えば、見放題で動画を楽しめるのが最大のメリットです。追加料金が発生しないので安心ですね。
代表的なサービスとして、VOD市場のトップシェアを誇るNetflixがあります。
PPVは都度課金
ペイ・パー・ビューの略で、コンテンツごとに都度課金するしくみです。
PPVの中にも、購入タイプのESTと、レンタルタイプのTVODの2種類があります。
最新作のコンテンツも楽しめるのが、PPVならではのメリットです。
代表的なサービスとして、iTunesやGoogle Playなどがあります。
ESTは購入型動画配信
エレクトリック・セル・スルーの略で、インターネット上でコンテンツを購入するタイプです。
かつては、自分のパソコンなどのストレージにコンテンツを保存する形が主流でしたが、最近では購入元のサイトやアプリ上で繰り返し楽しむ形が増えています。
1度購入すればオフラインでも視聴可能です。
TVODはレンタル型動画配信
トランザクショナル・ビデオ・オン・デマンドの略で、インターネット上でコンテンツをレンタルするタイプです。ESTより料金が安い代わりに、視聴期間に制限があります。
SVODとPPVのハイブリッド型が今の主流
最近では、SVODとPPVを組み合わせたサービスが増えています。
定額料金で楽しめる見放題のコンテンツと、都度課金のコンテンツの両方を揃えているのです。
代表的なサービスとして、Amazonプライム・ビデオやU-NEXTなどがあります。
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ビデオ・オン・デマンドとは？サービスや種類、仕組みを簡単に解説！まとめ
いかがでしたか？
実は知らないうちにVODを利用していた、という方もいらっしゃるかもしれません。
新しいサービスも続々と誕生しているので、まだ始めていない方も、ぜひ自分に合ったVODサービスを探してみてください。