戌の日のお参りっていつ?誰と?腹帯はいる?など気になる疑問をまとめて解説!
お参りの仕方とかよく分からないので、詳しく教えて下さい。
では、お参りの仕方など詳しく紹介します!
辛かったつわりも治まり始め、安定期に入ってくる頃にはそろそろ戌の日のお参り、安産祈願を考える時期ですね。
今年はコロナが流行ってしまい行くことができなかった方もいるのではないでしょうか。
戌の日のお参りは、妊娠5ヵ月を過ぎていても、戌の日じゃなくても大丈夫なので、コロナで予定がキャンセルになった方や楽しみにしていた方は、是非安産祈願に行ってみて下さいね。
今回は、そんな戌の日のお参りにはどんなことをするのか、必要な物は?服装に決まりがあるのか?など気になることをまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。
戌(いぬ)の日とは?安産祈願とは?いつするの?
戌の日とは、妊娠5ヵ月目の戌の日(いぬのひ)に、神社で安産祈願をしてもらい、妊婦さんが腹帯をするという風習です。
そもそも戌の日にお参りをするのは何故なんでしょう?
何故戌の日にお参りをするの?
犬はたくさん子供を産み、お産が軽いことから「安産」と「多産」のシンボルとされてきました。
戌の日に妊婦さんの身内が「帯祝い」といって、腹巻をプレゼントして祝う習慣が生まれたそうで、そこから今でも続いている風習となりました。なんだか素敵ですね。
戌の日のお参りは誰と行く?決まりはある?
戌の日の安産祈願に、誰と行かなければならないという決まりはありません。
自分1人で行くのでもいいですし、旦那さんや子供も連れて家族で、実親、義理両親、友達など、誰と一緒に行っても大丈夫です。
私は、1回目の時は旦那と実親と、2回目は子供も連れて行きました。
戌の日、お参りだけでも出来る?
戌の日に、お参りだけでも安産祈願はできます。
安産の祈祷(きとう)をしてもらうと、時間もお金もかかりますし、体調がすぐれなかったり時間が取れない方もいると思います。参拝し、安産のお守りを買うだけでもなんだか安心しますね。
戌(いぬ)の日のお参り、安産祈願を受ける流れ
戌の日のお参り、安産祈願を受ける流れとしてはこのようになります。
だいたい私が行った祈祷はこのような感じで約30分程度で終了しました。
体調が心配な場合は?
祈祷(きとう)は待ち時間があると長時間になることもあります。
お腹が張りやすい、またはつわりが終わらない方には厳しいかもしれません。
その場合は体を優先して、参拝のみでも安産祈願はできます。
家から出れない、または入院をしているなどの場合は、代理の人に参拝してもらいお守りを買ってきてもらうという形でもいいと思います。
また、戌の日はひと月に2.3回やってくるので、日を改めて行くこともできます。
どうしても戌の日に行くことができない場合は、他の日でも大大丈夫です。出来るなら、仏滅は避けて行きましょう。
大安の日に行くとより良いかもしれません。
戌(いぬ)の日のお参りに必要な物って?
基本的に戌の日のお参りに必要な持ち物は初穂料(はつほりょう)と腹帯(はらおび)です。
初穂料(はつほりょう)とは、場所によっては祈祷料(きとうりょう)と呼ばれていることもあります。
初穂料の相場はだいたい5000円~1万円程です。
腹帯も必要になりますが、祈祷される所によって形式が異なりますので、事前に確認しておいてください。
腹帯は「神社が最初から用意してくれている場合」と、「神社で購入できる所があり、欲しい人はそこで購入できるようになっている場合」、「持参して行かなければならない場合」があります。
下記にも詳しく紹介していますが、電話やHPなどで必ず確認してください。
戌(いぬ)の日のお参りに行く前に確認すること
戌の日のお参りに行く前に、行く予定の神社やお寺に必ず確認してほしいことが2つあります。
①予約制かどうか
まず確認してほしい1つ目は
場所によっては、行ったその日にそのまま祈祷してもらうことができる所と、予約が無ければ祈祷が受けられない所があります。
せっかく行ったのに祈祷が受けられないというのは避けたいところなので、必ず事前に調べて確認する必要があります。
②腹帯について
確認してほしい2つ目は
上記でも紹介しましたが、腹帯は「神社やお寺が用意し、安産祈祷後にもらえる所」、「神社やお寺で購入できる所」、「持参しないといけない所」があります。
持参しないといけない所だと、戌の日のお参りまでに用意しておかないといけません。
当日用意していなくて焦ることが無いよう、これも必ず確認しておいて下さい。
ということです。
私がお参りした神社では、前回使った腹帯でも大丈夫でしたし、だいたいどこでも大丈夫だと思いますが、念のため確認して下さい。
戌(いぬ)の日のお参りに服装の決まりはある?
特に決まった服装はありませんが、派手過ぎる服装や、ラフでカジュアルすぎるのはやめておいた方がよさそうです。
フォーマルな服装まではしなくても良いですが、普段着でも落ち着きのある綺麗めな服装で行くことをおすすめします。
腹帯はしていった方がいい?外していった方がいい?
腹帯を持参して行く場合、始めから巻いていってもいいのか、つけずに持参すればいいのか迷いますよね。
結論、どっちでも大丈夫なようですが、私的にはつけずに持って行くことをオススメします。
私は2人目の安産祈願に行った時、腹帯を巻いて行きました。
そしたらそこの神社の印や名前を腹帯に書かなきゃいけなかったので、一旦脱いで書いてもらい、そして祈祷してもらいました。
ちょっと脱ぐのが恥ずかしいし、面倒だったので、それ以降の戌の日ではつけて行った事は無いです。
ただ、これも一応神社やお寺に確認しておくといいですね。
安産祈願におすすめの有名な神社
戌の日の安産祈願に有名なおすすめの神社をいくつか紹介したいと思います。
住吉大社【大阪府】
神功皇后(じんぐうこうごう)が妊娠した状態で出陣しましたが、無事に帰還し子供を産んだことから、安産祈願で有名になったというお話があります。
〒558-0045
大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
鶴岡八幡宮【神奈川県】
源頼朝と北条政子にゆかりがある神社で、頼朝が政子の安産を願ったという政子石があり有名です。
〒248-8588
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
水天宮【東京都】
戌の日の安産祈願で長蛇の列ができるほど有名な神社です。戌の日が土日祝日や、大安の日は入場規制をされることがあるほどです。
〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4-1
安産祈願におすすめの有名なお寺
いくつか安産祈願で有名なお寺を紹介します。
中山寺【兵庫県】
古くから庶民や武家に親しまれており、豊臣秀吉が祈願をして無事に秀頼を授かったとされています。
〒665-0861
兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
鈴虫寺【京都府】
1つだけどんな願いも叶えてくれると言われているお寺で、安産祈願に訪れる人も沢山います。
〒615-8294
京都府京都市西京区松室地家31
戌の日のお参りっていつ?誰と?腹帯はいる?等気になる疑問をまとめて解説!【まとめ】
いかがでしたか?
戌の日の安産祈願は妊娠5ヵ月目の戌の日とされていますが、予定が合わなかったり、体調が優れないこともあるので、その日にこだわらなくても大丈夫です。
戌の日以外で行くのなら仏滅を避けましょう。
行きたい神社やお寺によっては、安産祈願が予約制の所もあります。
必ず電話やHPなどで確認して下さい。
戌の日のお参りに必要なもの
初穂料(はつほりょう)とは、場所によっては祈祷料(きとうりょう)と呼ばれていることもあります。
初穂料の相場はだいたい5000円~1万円程です。
腹帯も必要になりますが、祈祷される所によって形式が異なりますので、事前に確認しておいてください。
腹帯は「神社が最初から用意してくれている場合」と、「神社で購入できる所があり、欲しい人はそこで購入できるようになっている場合」、「持参して行かなければならない場合」があります。
子供を授かることは奇跡で、元気に育ってくれることもまた奇跡だと思っています。昔から習慣となった当時から、きっと同じ思いでお願いをしていたのかもしれないと、戌の日の由来や、有名になった神社やお寺の安産祈願の由来をみて思いました。
妊娠されている方は、是非この素敵な昔からの風習である戌の日の安産祈願のお参りをしてもらいたいなと思います。