節約するなら家計の見直しから!まずはここをスリム化!
今の収入のままでも家計をうまくやりくりして、節約したい。もっと貯金を増やしたい。ただ、何から手をつければいいのか分からない。
忙しくてなかなか家計の見直しに着手できない。
等、様々な理由で家計の見直しに手をつけずにいらっしゃる方がたくさんいると思います。
せっかく家計の見直しを考えたなら、できるだけ早く始めましょう。
最近では、節約志向の方も増えてきましたが、日々の食費をセーブするよりも固定費の支出を見直すともっと減らすことができます。
本記事では、家計のスリム化を目指して、いくつかの見直し点やコツを解説します。
家計スリム化計画その1:通信料を見直そう!
結論から言うと、格安SIMに変えることをご提案します。
いまだに大手携帯電話会社3社のいずれかで契約している方は、このタイミングで切り替えを検討しましょう。
大手からの切り替えで一番困ると言えば、キャリアメール(@docomo.ne.jp)などのアドレスが使えなくなることだと言われています。しかし、メールアドレスを使って連絡を取っている方はどの程度いるのでしょうか?LINEやその他のSNSが非常に発達し、メールはコミュニケーションのツールとしての地位を失いつつあります。普段LINEなどのアプリを使うことが多い方は、格安スマホに切り替えるべきだと言えます。
大手3社の強みは、自社店舗を持っているため操作に不安があるときや、故障時にすぐに店頭で相談できることです。高齢の方や、万が一の際にやはり対面でのサービスを希望しているという方には格安SIMは不向きですので、切り替えは思いとどまったほうが良いですね。
しかし、格安SIMに切り替えるだけで月々の通信費が5000円~1万円近く下がります。夫婦で考えると1万円以上の節約になりますので、子供がいるご家庭等は早めに検討されることをおすすめします。
家計スリム化計画その2:家賃を見直そう
毎月の支出で大きな割合を占めるのが住宅費です。
都市部や地方によっても差が大きく、目安となる金額は収入の2~3割を言われています。
社宅に住んでいる場合は家賃は非常に安価でしょうし、勤務先から家賃補助があれば非常にありがたいですよね。
駅チカ物件、新築物件などご家庭によってさまざまな希望があることと思いますが、これから毎月の出費となるとできるだけ低く抑えるほうが賢明です。
少しの我慢で数千円~数万円の違いが出るようであれば、希望の部屋よりも一つランクを下げた部屋を選ぶことをおすすめします。
住宅費をいかに抑えられるかで、毎月の支出と貯蓄、マイホームの購入資金にまわるお金が違ってきます。
引っ越し料金との兼ね合いにもなりますが、常に良い物件がないかアンテナを張っておくことも大切です。
家計スリム化計画その3:保険を見直そう!
結婚や子供が生まれたタイミングで保険に加入される方はたくさんいらっしゃいます。
ただ、保険のプロでない限り本当にご自身に合う保障なのかどうか、深く考えることなく加入してしまうケースもあります。
特に掛け捨てタイプの定期保険より、終身保険のほうが良いと決めつけてしまい、貯蓄性がある保険だからと月々2,3万ほど払い込んでいる方もいます。
もちろん保険は万が一のときに役立つものですから、保険自体を否定はしません。ただ、毎月数万も保険に払いこみ、住宅購入費用の貯蓄がなかなか進まなかったり、ひどいときには赤字家計を引き起こしていては、本来の保険加入の意味とはずれてしまっています。
万が一のときの費用をすべて保険でカバーしようとすると、保険料も高額になります。
大切なのはあくまでも家計とのバランスであり、貯蓄型の保険だからとむやみに加入することはやめましょう。
理想の保険料は月収の10%以下です。毎月数万円も保険料として払っている方はぜひ一度見直してみたほうが良いでしょう。
節約するなら家計の見直しから!まずはここをスリム化!【まとめ】
通信料や保険料は一度メンテナンスをするだけでもある程度のお金を節約することができます。
見直すこと自体は非常にめんどくさい作業かもしれませんが、ここで家計をスリムにしておくと将来の貯蓄にも大きくプラスに働きます。
ぜひ一度、家計のさらなるスリム化を目指して支出額を見直してみてください。