家の中も危険だらけ!見落としがちな箇所と赤ちゃんを守る安全対策!
最初は静かにスヤスヤと眠っていることの多い赤ちゃんですが、間も無くすると寝返りを覚えてハイハイできるようになります。
最初はすぐに疲れてそこまで遠くへはいかないものの、気付くと「え!?こんな所まで!?」と言う場所までハイハイしてきます。
そこからつかまり立ちをしてよちよち歩きが始まると、より危険が増していきます!
家の中は家具も多いですし、角ばった箇所も多いので万が一転倒すると目や頭などをぶつける可能性も出てきます。
これだけではなく家の中にはもっと危険がいっぱいあるのです。
大人目線では危険と思わないことも子供にとっては危険で溢れていたりします。
そんな危険を回避すべく、家の中の危険なポイントや実際に筆者も行った安全対策も兼ねてご紹介していきたいと思います。
子供には危険!家の中の見落としがちな危険ポイントとは?
大人が当たり前に使っているものや置いているものは、実は子供にとって凄く危険な事に繋がる可能性があります。
意外と見落としがちな箇所や子供目線で気になってしまう箇所をポイントにしてまとめたので参考にしてみて下さいね。
本棚
剥き出しの本棚はつかまり立ちが始まった赤ちゃんには危険でいっぱい。
掴まった拍子に棚が倒れてくる危険性もありますし、本を触って頭の上から降って来る可能性もあるので対策が必要です。
家具の角
家具は角ばった造りのものが多いので掴まり立ちが始まった頃から危険が多くなります。更によちよち歩きが始まると足が絡まっていきなり転んだりする時もあって、その先に角があると顔からぶつけたり目を怪我したりする可能性が高くなります。
延長コードなどのケーブル類
家の中では沢山のケーブルを使いがちです。でもハイハイが始まると床にあるケーブルはとっても気になるもの。気づいたらケーブルを触っていたり、引っかかって転んでしまうことがあります。感電や転倒の恐れがあるので注意したい箇所ですね。
洗剤やタバコなど大人が使用する物
ついつい洗剤を剥き出しにして置いたり、タバコや化粧品などをテーブルの上に置いたりしがちですがこれも移動して触れるようになった頃から危険が増します。1番多いのが「誤飲」。まだ判別が難しい子供は口にすぐ入れてしまうこともあって、タバコを口に入れてしまったり化粧品などの蓋をあけてなめてしまったりと予想外の扱い方をしてしまいます。
包丁や油、お酒、お皿などキッチンのシンクの下に入っている物
赤ちゃんはなぜか、キッチンのシンク下の扉が大好きです。気づいたら、シンクの下に収納している包丁を取り出して、握っていた。という事例をよく聞きます。うちの娘も包丁を握りながら走っていて気づいた時にはかなり焦りました。つかまり立ちが始まったら、必ずシンク下の収納物には、気をつけるようにしてください。
ストーブやケトル、炊飯器などの火傷
はいはいやよちよち歩きが始まったら火傷の心配もしなければいけません。寒い日にはストーブを焚いたり、ケトルでお湯を沸かしたり、炊飯器を使ってお米を炊いたりと熱いお湯や火の側は危険でいっぱいになります。子供は興味津々で近づいて触ったり引っ張ったりするのでその拍子に大きな事故につながることも多いです。
おすすめの赤ちゃんを守る安全対策!
家の中とはいえ、赤ちゃんにとっては様々な危険個所があることがわかりました。事故を未然に防ぐには、赤ちゃんを守る安全対策が必要です。
出来るだけお金のかからない方法での安全対策を紹介します。
コンセントカバーをつける
100均でも売られていますが、できれば大きめのタイプをつけると良いです。手で掴めるくらいのコンセントカバーだと逆に舐めったり口に入れたりする可能性もあるので、全体を覆うような大きめのカバーをつけると手で握れないので口に入れる心配も少なくなります。
それからケーブルに引っかかって転ぶことも無くなるのでコンセントカバーは必須ですね。
コーナーガードをつけたり、丸みのある家具にする
コーナーガードは家具などの角につけるタイプのものでこれも100均で手に入ります。サイズも色々あるので自分の家具にあったコーナーガードを選ぶと良いです。
ただしコーナーガードもよちよち歩きくらいになると子供でも外せたりしちゃうので、1番は角のない丸いテーブルなどを買うと怪我などを防げます。テレビ台などは丸みのあるタイプは少ないのでコーナーガードや粘着タイプのクッションテープなどを貼るのがおすすめですね。
洗剤類の棚などはロックバンドをつける
こちらも100均で売られていますが、テレビ台の下やキッチンのシンク下の戸棚など扉がついてる場所はなんでも開けたがる時期がきます。そんな時に役立ったのがロックバンド。引き戸安全ロックも良いのですが、我が家の場合はすぐに子供が壊して開けてしまったのでオススメしません。ロックバンドはシリコンバンドになっているので丈夫ですし壊れにくいので、開けられたくない棚にはロックバンドをつけることをオススメします。
入られたくない場所には人工芝を置く
これまた100均で手に入るのですがなんと「人工芝」が役に立ちます。ハイハイ時期から使えて、チクチクして痛いので近寄らなくなります。なのでお風呂場の前、台所前、ストーブ前など入られたくない場所の少し手前に人工芝を敷くと嫌になって入ってこなくなります。ゲートはお金もかかりますし幅をとるので安くて手間もかからない人工芝はオススメです。
危なそうなものは全て高い位置へ
旦那さんがタバコを吸っていたりお酒を飲んだりとママは案外気をつけていても、パパが気をつけていないこともあります。それがとっても危険!炊飯器なども倒れない棚の奥の方においたり、タバコやお酒も子供が手に取れない位置におくなど自分達で意識をして上に置くことが大事です。
踏み台になりそうな物をタンスの近くに置かない
ハイハイが出来るようになってくると、赤ちゃんは何でも踏み台にして、上へ上へ上って行こうとします。おむつやクッション、ダンボールなど何でも踏めるものは踏み台にします。気づいたらタンスの上に座っていたり、タンスの上から窓を触っていたりと、ヒヤッとすることが増えてくる時期です。窓の近くや、タンスの近く、上ってほしくない所には踏み台になりそうな物は置かないようにしてください。
家の中も危険だらけ!見落としがちな箇所と赤ちゃんを守る安全対策!まとめ
大人目線ではなく子供目線で見てみると全てが興味のあるもので、触って見たいし口に入れて確かめて見たいと所構わず手にとってしまいます。それからハイハイをしてあちこち移動したり、よちよち歩きが始まって更に動くようになると家具の角すらも危険になります。これくらい…と思わず、これでもか!!と言うくらいしっかりと対策をしてくださいね。